医療法人 聖祥会 かわもと記念クリニック

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ありがとう「かんた内科医院」

ブログ  |  2018/04/25

今、帰りの新幹線の中です

最近ブログは新幹線で書いているような気がします

今回、当院スタッフ5人を引き連れ研修へ行きました

研修場所は福岡県大野城市にある「かんた内科医院」。

その前に腹ごしらえとして「博多ラーメン」をいただきました。

今回のメンバーは私、事務長、ソーシャルワーカー1名、医療事務1名、看護師2名の計6名でした。

院長の菊間幹太先生は私の医局の同期であります。彼とは長い付き合いになります。彼と私にはかなり似ているところがあるように感じます(ルックスは全然私とは違います。かなりのイケメンです。20年前は福岡の竹野内豊といわれてましたから)。彼は研修医として福岡大学筑紫病院消化器内科へ入局し、2年目は国立がん研究センターで研修しております。3年目には医局員として筑紫病院の消化器内科へ戻ってきましたが、4年目には久留米大学病院高度救命センターで救急のDr.として活躍しテレビにも何度か登場しております。テレビのニュースで彼がDr.ヘリから颯爽と登場する姿を何度か観ました。救急のDrとしての輝かしい業績がありましたが、ある時久しぶりに私に電話が来ました。ちょうど私が病理の大学院に在籍している時でした。「病理で学位を取りたいのだが・・・」と。正直驚きました。救急と病理・・・全くと言っていいほど畑が違うような気がしたからです。彼は思い立ったらすぐ行動に出るタイプです。私とそこは似ている・・・。どんな逆境でも跳ねのける行動力がある。彼は私の病理のBossの元で病理の学位を取りました。しっかりといい研究業績も残しております。私も大学の医局時代に周囲の反対を押し切って病理の大学院へ行きました。猛烈な反対や少し嫌がらせめいた対応も受けました。また鹿児島へ戻ってからも「トレーニングジム設立」「クリニック開業」・・・周りには反対する方も大勢いました。「何で俺がやることにそんなに反対するんだ?」そんな気持ちでいっぱいでした。

私も周囲から今までもいろいろと言われ続けてきたので(今もですが・・・)彼の気持ちには誰よりもわかりますので全面的に応えてあげたいと思いました。彼はしっかりと成果を残して病理の大学院を卒業して次のステップへ進みました。決して「敷かれたレールに乗らない」「流されない」

立派だとおもいます。このパワフルさは私も見習いたいと思います。

そんな菊間先生ですからやっかみも多いでしょうが彼はそんなことには全く動じないでしょう。益々頑張っていただきたいです。

何故か「かんた内科医院」には↑みたいなロボットがいました。

整頓された大変美しい病院でした。うちの病院も数年後には負けないような美しい病院に建て替えるつもりです!

 

 

ところでその彼が何故に「在宅医療」だったのだろうか・・・。先日彼に直接尋ねてみました。「何故在宅だったの??」と。彼は救急にいるときから「在宅医療」を頭に入れていたらしいのです。救命でどうしても家に帰りたいという患者さんをたくさん診てきたようです。でも帰してあげることができなかった。在宅で何処まで出来るのか?彼は言います「入院でできることのほとんどはできるよ」。

彼の熱い気持ちがよく伝わってきました。

今回は彼の施設で可能な限り手技や知識を会得して帰ろうと思います。

今回私は同行したスタッフに言いました。「攻めの在宅医療をやりましょう

中途半端なことはしたくない。

今回学んだことをしっかりと地域のニーズを考え当院に出来る最高の在宅医療を展開していきたいと考えております。

私の周りには在宅医療に力を入れている菊間先生をはじめ、高知県で「ひまわり在宅クリニック」を4月から開業された菊間先生に負けない行動力のある「浦先生」もおられます。とにかくお二人とも行動力が凄い!学べるところは学ばせてください。

帰りは「博多の海の幸」を楽しませていただきました。

たまたま同行したスタッフが誕生日だということで「刺盛り」でハッピーバースデー

 

 

 

 

 

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