医療法人 聖祥会 かわもと記念クリニック

〒892-0871 鹿児島市吉野町5397-3

Tel.099-243-5500

健診部門 Tel.099-201-5555

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病院概要

ご挨拶

~令和6年4月から、健診事業を強化します~

令和6年1月に発生した能登半島地震において、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

当院は、令和元年より日曜祝日と夜間の診療を行い、地域の救急外来を担ってまいりましたが、令和5年度より国の進める働き方改革により、日祝外来と夜間の診療を休止いたしました。24時間365日外来の実施にエネルギーを注いでまいりましたが、これに変わる大きな柱は何か、その次の答えが病気を未然に防ぐ「予防」、そして「早期発見」「早期回復」であり、「健康診断の事業の強化」を導きだしました。

健診事業の強化に着手したのは、当院のある鹿児島市吉野のエリアの特徴でもある働き盛りの年齢層が増加しているという点です。小さいお子さんを抱えるファミリー層が多く、人口減少が続く鹿児島にあって増加傾向という数少ないエリアです。

働き盛りが多いという地域性を考慮し、令和6年4月からは全国健康保険協会(協会けんぽ)に加入しているサラリーマンの方の年1回の健康診断「生活習慣病予防健診」が受けられる医療機関となりました。従来の一般健診との違いは、「胃内視鏡検査」が検査項目に入っていることです。胃内視鏡検査は当院で最も注力している検査となります。非常勤医師も含めて4名の内視鏡検査を行う医師がおり、「日本消化器内視鏡学会 認定消化器内視鏡専門医」の資格を有しております。内科の検査で「要精密検査」と判定された場合でも、当院で治療ができます。令和5年1月から12月の1年間で、胃内視鏡検査を1,069件実施し、その中でも早期胃がん8例を発見することができております。早期発見、早期治療を行うことで、早く仕事に復帰できますので、年に1回の健康診断の中に胃内視鏡検査を加えていただきたいと思っております。

胃内視鏡検査を含めても、全国健康保険協会(協会けんぽ)からの補助が受けられますので、従来の一般健診よりも健診が受けやすく、受診される方には大きなメリットになります。また、鹿児島市が実施する胃がん検診が受けられる医療機関でもありますので、多くの方に胃内視鏡検査を受けて頂きたいと考えております。

また、当院ではいち早く「大腸内視鏡検査」に内視鏡画像解析AIを導入しました。検査で病変が疑われる場所をマークし、医師の診断の補助をAIが行う診断補助システムです。大腸内視鏡検査も専門の医師により、より精度の高い検査が行えるようになりました。令和5年1月から12月の1年間で大腸内視鏡検査は、533件実施しております。大腸がんは、内視鏡検査でないと見つけるのは困難で、令和3年は大腸がんが女性のがんの死亡率でトップとなっています。40歳を過ぎたら症状がなくても大腸内視鏡検査を受けて頂きたいと考えております。

また、当院には「日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡技師」も在籍し、検査と治療の介助や補助業務を行っていますので、より安心して検査を受けていただけるよう努めております。腹部エコーなどの検査も日本超音波医学会認定超音波検査士(消化器領域・循環器領域・検診領域)のスタッフが対応いたします。

より多くの方により快適に健診を受けて頂くために、一般外来の患者さんとは滞在スペースを分離するよう新たに受付や待合室、診察室や回復室などの増設を今年度実施しております。

地域の皆さまに「吉野」、「健診」、「検診」といえば、当院を思い出していただけるよう、安心して受診できる医療機関として選んで頂けるようにこれからも取り組んでまいります。

理事長 川本 研一郎