inspection
検査紹介
乳がん検査
マンモグラフィー検査
マンモグラフィー検査は、乳房専用のX線検査です。撮影は、乳房を圧迫板というプラスチックの板で撮影台に押さえて撮影します。
触診ではわからないような、ごく小さなしこりやガンを疑わせる微細な石灰化巣を発見することができます。
マンモグラフィー検査時に注意すること
- 妊娠の可能性がある方は検査ができません。
※妊娠の可能性の有無にかかわらず、当院では、40歳以下の方にはプロテクターを付けて撮影しています。 - ペースメーカー、VPシャント、CV(IVH)ポートを挿入している方は不具合が生じる恐れがあります。
- 豊胸手術をされている方は、不具合が生じる恐れがあります。
- 月経前の1週間くらいは、乳房が張って痛みが敏感になるため、月経後1週間から10日の間に検査を受けることをお勧めします。
- 授乳中の方は、乳腺が発達している状態になっているため、乳房を圧迫した時に痛みを感じやすくなり、全体が白く写ってしまうため、正確な診断が困難になります。
- 以前に検査で気分が悪くなったことがある方は、検査前にお申し出ください。
乳房超音波検査(乳腺エコー)
乳房に超音波を当てて、視触診で発見したしこりの性状を観察したり、乳腺の状態を調べたりする検査です。
手で触れないようなしこりの発見も可能です。妊娠中でも検査を受けることが可能です。痛みもなく、10分~15分程度で終わります。
穿刺吸引細胞診
乳癌の確定診断に必要な検査で、かなりの頻度で乳癌が確定診断できます。
触れることのできるしこりの場合は指でしこりを固定して細い針をしこりに刺して細胞を吸い取ります。採取した細胞は顕微鏡で良性悪性を診断します。